クレジットカード現金化は借り入れになるのか?


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クレジットカード現金化は借り入れになるのか?

クレジットカード現金化は借り入れという扱いにはなりません

各種のキャッシングやクレジットカードを利用すると、信用情報にそれが記録されます。この信用情報には個人別の直近5年間の記録が残る仕組みになっており、キャッシングの契約時やクレジットカードを作る時、そして、あらゆるローン契約を結ぶ際の審査では必ず参照されます。
キャッシングには貸金業法によって、総量規制という決まりがあります。これは、借り入れを行えるのは総額で年収の1/3までだという規定で、キャッシングの審査ではこの信用情報を参照してこれを確認しています。例えば年収が300万円の人の場合、既に50万円の借り入れを行っていると、借りられるのはあと50万円までとなります。
クレジットカード現金化は、この総量規制とは関係なく利用できます。それは、この総量規制は直接の現金の借り入れにのみ適用されるからです。更にカードローンのような無担保キャッシングに限られており、担保や保証人の付く借り入れはこの限りではありません。
信用情報には3種類あり、1つはこの無担保キャッシングに関する情報で、消費者金融系と呼ばれます。もう1つは信販系の情報で、クレジットカードや各種のローン契約を利用した場合に記録されます。そして、もう1つ銀行系の情報があり、銀行や信用金庫のカードローンや住宅ローンなどについてが記録されています。
クレジットカードでキャッシング枠を使った場合は信販系ではなく、消費者金融系の情報の方に記録される仕組みです。これは無担保での現金の借り入れと判断される為で、この利用金額は総量規制の対象にも含まれます。ですが、クレジットカード現金化の利用にはキャッシング枠は使わないので、信販系の情報にショッピングの利用として記録されることになります。

クレジットカード現金化は借入履歴に残らない

キャッシングの世界では、主に直接現金を借りることを”借り入れ”と表現します。これは総量規制の対象となる無担保キャッシングだけでなく、担保や保証人の付いている場合もこの借り入れという扱いになります。
クレジットカードでショッピングを行った場合や、車のローンや住宅ローンなどのローン契約を利用している場合は”ローン残高”という表現になり、原則的に借り入れとは言いません。この2つにはどのような違いがあるのかと言うと、借り入れは直接現金を借りているというから、これがあると、その後のキャッシングや各種のローンの審査に大きく影響することがあります。
消費者金融系の借り入れが多くなれば、総量規制に引っ掛かることになります。また、銀行のカードローンはこの総量規制の対象にはなりませんが、それでも借り入れには違いありません。総量規制はあくまで法律上の決まりであり、いくらそれに引っ掛からないからといって、制限なく借りられるという訳ではありません。現在の借り入れ金額によっては、総量規制まで達していなくても、もう借りることができなくなってしまうかも知れません。
クレジットカード現金化は、この借り入れという扱いにはなりません。それは、記録からはクレジットカードでショッピングを行ったということしか分からないからです。よって、いくらクレジットカード現金化を利用しても、総量規制に響くことはなく、単にクレジットカードを使って買い物をしたというだけの情報しか残りません。
この借り入れにはならないということから、将来的にキャッシングを利用しようと考えている場合でも、これによる影響は全くありません。

クレジットカード現金化の注意点

しかし、いくら借り入れという扱いにはならないクレジットカード現金化も、場合によっては信用情報に大きな影響を与えてしまいます。それは、利用した分の支払いをきちんと行わなかった場合です。
信用情報には、現在借り入れやローン契約を行っている金額とその残りの支払い分、そして、きちんと支払いを行っているかといったことまで記録されます。クレジットカード現金化は借り入れにこそなりませんが、信販系の情報にクレジットカードを利用したとして記録され、毎月の支払日にきちんと返済しているかも随時記録されていきます。
この支払いを延滞してしまうと、その記録によって、様々なペナルティを受けてしまう可能性があります。これは借り入れでも同様で、返済を延滞してしまうと同様にその記録が残ってしまいます。このような記録が残ってしまうと、キャッシングや各種のローン契約においていいことはありません。
一度や二度支払いが遅れた程度でそこまでのペナエティを受けることはまずありませんが、それが何度にもなると、何かしらの影響が出てもおかしくありません。また、支払日から3ヶ月以上の延滞が1つでも記録されていると、いわゆるブラックリスト入りという扱いにされてしまいます。こうなってしまうと、新たな借り入れが行えなくなるだけでなく、手持ちのクレジットカードさえ使えなくなってしまい、当然各種のローン契約も組めなくなります。
クレジットカードの現金化は借り入れという情報としては一切残りませんが、利用した分の支払いをきちんと行わないと、それどころではない不都合が起きてしまう可能性があるということです。現金化を行う際には、この支払いだけは遅らせないように気を付けてください。