アイテム現金化アプリ「CASH」とは~現在も利用できるの?

アイテム現金化アプリ「CASH」とは~現在も利用できるの?

かつて話題になっていた現金化アプリ『CASH』についてのサービスや、現状について解説しております。

利用者が殺到中の現金化サービスCASH

CASHで古着もすぐに売れる

アイテム現金化アプリCASHとは、自分の持っているアイテムを一瞬で現金に換えるアプリとなっています。
具体的には、売りたい商品が簡単に査定され、すぐに現金化できます。売れた商品は二週間以内に配送するだけで良いという画期的なサービスです。

買い取り商品について

買い取り対象の商品は主にブランド品が多くなっています。洋服や、腕時計、小物等幅広いアイテムが対象となっています。他にもガジェットや金券なども取り扱いされています。

スピードが速い

金券ショップのような買取サービスですが、店頭に持ち込む必要もありませんので、忙しい時でもまとめて即座に換金できます。
また、CASHはメルカリやヤフオクのようなオークションとは違いますので売れるのを待つ時間も不要です。
アイテムを送る前にお金にできますので、金券ショップやオークションサイトよりも早さにおいては優れたサービスだと言えます。メルカリでもCASHに対抗してメルカリNOWというサービスを開始しましたが、現在は終了しております。

送料無料で一番厄介な手間もなし

また、送料は無料で利用者が負担をする必要性は一切ありません。
*ただし以下の場合は発生します。

  • 3,000円未満:500円
  • 10,000円未満:300円

発送手続きが簡単

しかも、宅配業者が指定の時間に集荷に来てくれて伝票を持ってきてくれますので、住所などを記載する煩わしい手間も必要もありません。
金銭ともに、こちら側の負担が非常に少ない利点があります。

また、こちらのアプリは無料で査定が出来ます。この為、相場を知ることが出来るメリットもあると言えるでしょう。

商品を送らなくても良い

またCASHが爆発的に利用されて理由に質屋のようなサービスがあります。買取商品を送る際に『キャッシュを返す』を返すと選択すると、買取金額とキャンセル料15%支払すれば商品を送る必要はありません。

現在は問題なく利用できる

こちらのCASHは、サービスが開始されてから利用者が殺到して、すぐに一時サービスが停止されてしまいました。
それから2ヶ月程経ってから、再開されたという経緯があります。再開後には日時の集荷が柔軟になり、さらにキャンセル時にも手数料が無料となりました。

利用方法

インストールから発送完了までの流れ

ダウンロードも完全に無料で、スマートフォンからでもこれらの作業は簡単にすぐに行えます。

まずはアプリをダウンロード

ダウンロード出来れば、電話番号認証をする必要があります。これらは画面の流れに沿って認証を行うだけなので、複雑な手続きは必要ありません。

商品の売り方

CASHにはアプリの中のブランドから選んでみたり、またカテゴリーから売りたい商品を選ぶことが出来ます。
例えば、洋服や装飾品、小物等、かなり細かくカテゴリー分けがなされています。
その後コンディションをタップして、その商品のコンディションを選ぶ必要あります。

  • 新品
  • 新品同様
  • 軽度のダメージあり
  • ダメージあり
  • 全体的に状態が悪い

以上から選択できます。コンディションを見極めて、分類しておきましょう。
CASHからカメラへのアクセスの許可が求められますので、商品撮影をします。

査定

商品の査定が終われば、査定金額が表示されます。しっかりと撮影が出来ていなければ査定額が表示されない為、もう一度撮影をし直さなければなりません。
査定金額に納得がいけば、そのまま「CASHする」をタップして、次へと進んでいきます。査定金額に納得がいかなければ、キャンセルすることが出来ます。

買取成立

買取金額はアカウント内にプールされます。

出金

出金するには事前に出荷依頼をする必要があります。

出荷依頼が完了したら出金手続きに入ることができ、その際に身分証明書の提出が必要となります。提出は査定と同じように写真でアップロードできます。
そして、指定口座を登録すれば出金されます。その際に250円の引き出し手数料が掛かります。

商品の回収

後日、宅配業者ヤマトが回収に伺います。

CASHのデメリット

ご利用前にご確認ください

手数料が掛かる

現金化一回ごとに250円の手数料が掛かりますので、現金化した査定額が低ければ、マイナスとなってしまうケースもあります。その時は現金をプールして、ある程度まとまって現金化した方が良いですね。

キャンセル料が高い

また、こちらのサービスは法的に問題があるという指摘も上がっています。
それはキャッシュを返すサービスでは、キャンセル時に15%の手数料が発生します。その点が出資法違反ではないかと言われているのですが、CASHは貸金業者ではなく、古物商の許可を持つ買取業者の為、違法ではないと言われています。しかしグレーゾーンではある為今度問題となる可能性はあります。
*現在このサービスは廃止されました。

査定が安い

やはり画像のみで査定されますので、換金率は低くなっています。その為、スピードと手軽さを求める方にお勧めです。

買取できない商品が多い

CASHでは売れない商品が多くなっています。徐々に増えてくるとは思いますが、パソコンやスポーツ用品は売れません。
また買取できないブランドも多いです。ユニクロやZARAは対応しておりません。その為、ご利用の際は公式サイトでご確認ください。申し込む際にカテゴリーにない商品は売れないということです。
また、画像だからと言っても大きな傷があるものは買い取ってもくれません。

買取り上限が2万円

一時的なブームですが今後も期待できる

携帯電話端末等を除く商品の買取額が一日2万円までになりました。
これではブランド品など高額な現金調達ができない為とても不便です。一時期はこの現金化アプリの利用者も増えましたが、やはり現金化ならクレジットカード現金化が定番なのでしょう。

あとでキャッシュが登場

2018年2月14日からあとでキャッシュのサービスが開始されました。
これは商品到着後入金される流れとなり1週間ほどかかってしまうデメリットがある反面、2万円以上の高額商品も買取できるようになりました。

あとでキャッシュができた弊害

これでよりCASHが利用しやすくなりましたが、即日現金化を利用したくてもあとでキャッシュしか利用できないケースも増えているようですのでご注意ください。

店舗でもCASH

おみせdeCASH

原宿駅から徒歩3分の場所に店舗ができました。アプリが苦手の方も利用できるようになり、査定スピードは変わらず最速です。

キャンペーン

先着100名様にQUOカード500円プレゼントしています。対処はその場でアプリをインストールするだけですので、とても簡単です。スタッフの目の前で行うことが条件となっていますので、アプリが苦手な方もスマホさえあれば、丁寧に案内してくれます。

ご利用される際の注意点

不正行為は許されない

まず当たり前のことですが、査定された内容とは違う商品を送るなどの不正行為はできません。

違う商品を送ったらどうなるの?

もし故意でなくても返金しなければなりません。
また返金だけではなくユーザーの評価も下がりますので、査定額や利用制限に影響が出ます。

返金しないと?

返金しなかったり、アイテムを発送しない等の不正行為をした場合は二度と利用が出来ないのでご注意ください。法的措置を取られる可能性もあります。現在DMMがCASHを買収していますので、確実な対処法を取られることでしょう。

追記

現在のCASHの運営会社は2020年4月15日から株式会社BuySell Technologiesです。英語表記で分かりづらいのですが、カタカナ表記ではバイセルテクロノジーです。どこかで聞いたことがあると思われた方もいらっしゃるかと思いますが、坂上忍さんがCMを行っている買取店のバイセルです。店舗は少なくネットが中心の買取サイトです。
CASHの運営元は一時期DMMの傘下に入っていましたが、独立してバイセルに売却されています。

現状の現金化アプリCASHについて

現状のCASHはあとでキャッシュしか行われておりません。この為本社のバイセルや大黒屋などの宅配買取とほとんど変わりがありません。写真で取るだけで査定してくれるので、多少素早く現金化できますが、買取金額も悪いようです。
実際口コミ等でも全然話題になっていないので利用している人は少ないのではないでしょうか。