クレジットカード現金化をされる方もしない方もクレジットカードは大切なものです。
財布をどこかで落としてしまった、クラブで酔い過ぎて記憶を無くしたら財布が無い、もしかしたら盗まれたかも。こういった時、お金はしょうがないとして諦めることができますが、クレジットカードは誰かに悪用されているのではないかと平静では入れません。

そんな時はまずは慌てず対処しましょう。そこで、これからクレジットカードを紛失した時の対処法についてご紹介したいと思います。

紛失したらすぐにクレジットカード会社へ連絡する

クレジットカードを紛失してしまった時は、まずは落ち着いて冷静に行動しましょう。状況にもよると思いますが、外出中に財布を落としていたらすぐに出てくる可能性は低いので、すぐにカード会社へ連絡して利用停止をしてもらいます。他人から悪用されるリスクもありますので、すぐに利用できないようにするのです。
ほとんどのカード会社では紛失や盗難時などに365日24時間・年中無休で連絡できるサポートデスクが設けられています。通話料も無料です。

きちんと対応すれば被害は無い

普通は拾ったクレジットカードを使おうとは思わないはずです。それは足がつくからです。
しかし、中には後先考えない犯罪者もいる為、すぐにカード会社へ連絡してください。被害を最小限で食い止めることができます。
また、カード会社によっては保証制度があり、補填してくれます。これを機会に確認すると良いでしょう。

紛失届をすると再開できない

また家にいて財布が見当たらなかったり、普段財布に入れていないクレジットカードがない場合は探してみた方が良いかもしれません。その理由はカード会社に紛失届をすると、たとえすぐにカードが見つかっても基本的にそのカードはもう利用できないのです。再発行されるまで利用できないと不便だと思いますので、まずはしっかり家の中を探してみると良いかもしれません。
またカード会社に相談して不正使用されていないかなど確認してもらったり、指示を仰ぐのも良い方法です。

便利な一時停止サービス

ただしこんな不便さがある為か一時停止サービスのできるクレジットカードも存在します。有名なのは三井住友カードの『あんしん利用制限サービス』です。アプリから操作できます。
他にはセゾンカードやアメックスにも同様のサービスが搭載されているようです。

連絡する際の注意点

連絡は発行会社に連絡しないといけません。発行会社とはJCB等の決済ブランドではありません。ジャックスやニコス等が発行会社となりますので、普段からどこの会社を利用しているかを把握して、すぐに連絡できるように緊急の連絡先は覚えておくと良いです。

連絡先の登録はスマホを活用すると便利

しかし色んなカードがあって覚えきれないという場合は、カード会社の連絡先をメモしておいた紙などがあれば便利ですが、常時連絡先を携帯している方は少ないといえます。そんな時はカードの連絡先を携帯・スマホなどに登録しておく方法がおすすめです。

また、カード会社によってはQRコードも用意されていますので公式サイトから登録すると良いでしょう。
最近は複数のクレジットカードを持っていることが一般的になってきましたが、全てのカード会社の連絡先を把握できている方は珍しいので、スマホの機能を上手に活用しましょう。

コンビニ等を利用する

もしも外出先等で連絡先が分からない場合はコンビニにポスターが掲示されていたりします。例えばライフカードは全国のローソンに掲示されています。

警察で紛失届を出す

そして、クレジットカード会社に連絡した後に、警察に届出をします。警察への届け出は、クレジットカードの利用停止後に行ってください。逆にすると間に合わず、誰かに使用されてしまう最悪の結果になるかもしれませんので気を付けましょう。
もちろん銀行のキャッシュカード等も同様にすぐに連絡して止めてもらいましょう。

しかし気づいたらまずは近くの交番に向かうことです。向かう途中で各所に電話しましょう。
また、警官がアドバイスしてくれますので、クレジットカードを停止したから翌日で良いとは考えないでください。一刻も早く警察に紛失届を出してください。

交番での手続き

警察では概大体次のことについて訊かれるでしょう。

• 氏名
• 年齢
• 住所
• 連絡先（電話番号など）
• クレジットカードを落とした日時と場所
• 落とした時の状況とお財布に他に入っていたもの

落とした場所などについてシンプルな地図を描いたりする場合もあります。パニックにならないように落ち着いて届け出るようにしましょう。

受付番号はなくさない

届けた後は受付番号を受け取ります。受付番号は、落としたクレジットカードを見つけた方が警察に届けてくれた時などに、受け取りに必要な番号です。

保証を受けるために必要

また、警察に届けた後、カード会社に知らせる時にも必要な番号になります。この受付番号がないとカード会社からの保証を受けることができません。

クレジットカードの再発行

カード会社に受付番号を伝えたら、クレジットカードの再発行の手続きを進めます。再発行はカード会社へ連絡した日から1～2週間後になります。

手続き方法

WEBやお電話で手続きが可能です。お電話の場合は紛失時に連絡した時と同じ番号で大丈夫です。

書類が届く

カード会社から郵送された書類に必要事項を記入して返送すれば、カード再発行の手続きが進められます。尚手数料が発生する場合がありますのでご確認ください。

再登録

その後、新しいカードが届いたら、そのカードで再登録の手続きを開始します。裏面に署名して、各カード払いを行っている会社の登録情報を変更します。

クレジットカードを落とした時は、大体このような流れで手続きを進めていくことになります。

もしも後でクレジットカードが見つかったら

この場合は古いカードは使用できませんので、はさみを入れて破棄して下さい。

また、一時的にクレジットカードが紛失した場合も、その間に使用されているケースもありますので必ずカード会社へ連絡してください。

自分を見つめ直して紛失を無くす

そして再発行できたら、今後は紛失しないようにより慎重になって日々行動するようにしましょう。カードを落とした点にムカついたり、情けなって自分を悔やむよりも、少しでも被害が出なくて済んだと思い日々の生活を改めることです。
財布を落とす方は携帯電話なども良くなくしがちです。自分のものならまだしも、重要な会社の書類等を無くしてしまったら始末書では済まないかもしれません。最近尼崎USB紛失事件が話題となりましたよね。

防御法

もしかしたら、財布を盗まれてクレジットカードを紛失した可能性もあります。泥酔してその辺で寝てしまったり、怪しい場所へ行ったのかもしれませんね。
このようなコロナの世の中ですので、歌舞伎町など行く方は少ないと思いますが、仕事上の付き合いなどで行かざる時もあることでしょう。そのような時は財布の中に何でも入れるのではなく、必要最低限のものだけを準備して出かけると良いでしょう。
そして、毎日時間に余裕をもって起床し、一日の準備をして出勤や登校、お出かけをしましょう。

またお仕事でも多数の方が訪れるような職場では、必ず財布は手元から離さないようにすると良いでしょう。

クレジットカード紛失に関するよくある質問