よくクレジットカード現金化をすると利用停止になると言われていますが、これは事実でしょうか？そこで今回はどんな方が利用停止になっているのか？また仕組みや対処法について説明させていただきます。

カード利用停止になる仕組み

ご自身のクレジットカードですので別に何に使っても良さそうなので、現金化しても問題ないと思われるかもしれません。
しかし、現金化の行為はカード会社の規約違反となり禁止されております。この為、クレジットカード現金化がしたことがカード会社に発覚してしまうと、解約されてしまうのです。

基本的にバレることのない現金化サービス

しかし、カード会社は購入商品は分かっても現金化したのかは判断できません。クレジットカード現金化は商品購入後、買い取るサービスだからです。商品をどうしたかまでカード会社は絶対に知ることができません。

カード会社の監視システムについて

しかし、カード停止も起こりえますのでその仕組みを解説します。

カード会社では窃盗に遭ったクレジットカードを不正に使用されていないか判断する為、24時間365日監視されています。ソフトを使って利用者の購買傾向を分析していますので、普段会員の方が購入しないような商品や、換金率が高い高額商品等を購入すると確認の為カード会社から連絡がくる場合があります。
また、昔に比べてクレジットカード現金化が問題になっていますので、換金性の高い商品を購入するとカード会社から疑いをかけられてしまうのです。その為、まずはカードを停止してから、現金化したかの確認の連絡が来るのです。

連絡が来たらどうなるのか？

カード会社からは現金化しましたか？とは聞かれません。まず購入に間違いがないのかと、使用用途を聞かれます。
この為、うまく言い訳できれば解除してくれます。

うまい言い訳

例えば新幹線の回数券を複数購入した場合は、友達と旅行に行くためや、会社から頼まれたなど。金券や電化製品は、友達や取引先へのプレゼントなどです。

ただし、カード会社は利用者の職業や年収まで把握していますので、辻褄があう言い訳を考える必要があります。この為、購入した商品は必ず明細をもらって下さい。クレジットカード現金化業者によっては明細も渡さないところがありますので、いざカード会社から連絡がくると変な言い訳をしてばれてしまいます。カード会社は何を買ったかまで把握しているのです。特に明細はメールでも構いません。商品、金額などの詳細が分かればよいのです。

辻褄があう言い訳

例えばフリーターや自営業の方が新幹線の回数券を会社から頼まれたとは現実的に通じません。その為複数の友人と旅行に行くというのです。

また金券においても会社員でなければ、自分でパーティーを開くので購入した、また電化製品やブランド品なども現金化に活用しがちですが、大切な方へのプレゼントが良いです。自分のために購入したと言っても、カード会社はユーザーの購買志向を把握しているのでばれる可能性があります。
しかし、他人であればカード会社は絶対に知ることができないので安全なのです。

現金化業者が教えてくれる

以上の言い訳はご自身でクレジットカード現金化を行った場合です。業者を使う時は担当者がアドバイスしてくれますので、必ず確認してください。

カード停止後は数カ月空ける

また解除後も数カ月は現金化をお控えください。疑いが完全に晴れたわけではありませんので、頻繁にカード停止が起きるとさすがに現金化したと断定されます。

電話を無視したらどうなるのか？

また面倒くさいからといって電話を無視してはいけません。カード会社からの対応をしなければ、カードは解除されませんし、ゆくゆくは強制解約となります。

連絡がこない場合もある

またクレジットカード現金化した疑いが強い場合は連絡すら来ないで利用停止される場合もあります。その場合はこちらから電話して再開を促す必要があります。そこで先程のうまい言い訳を伝えます。

ただしカード停止の理由は教えてくれません。その為必ず復活できるとは限られないのです。
ただし、再開のめどは教えてくれます。めどすら教えてくれない場合は解約される可能性が高いというわけです。

強制解約されるとどうなるのか？

解約になると、現金化に利用したショッピング枠の利用分も普通に買物したショッピング枠も、キャッシングを利用したキャッシング枠分もすべて一括返済となります。
利用規約では、現金化がカード会社に発覚した場合は残債務全額を直ちに支払うことが定められています。

ブラックリストにも載る

また契約解除になった場合はカードの再発行もできません。

さらに個人信用情報にも記録され、ブラックリストに載る為別の金融業のローンやキャッシングが利用できなくなるケースもありますので絶対に避けたいものです。

クレジットカード現金化業者が無くならない訳

しかしそのような危険な行為なのに、現在日本に何百ものクレジットカード現金化業者が存在します。
それはクレジットカード現金化業者が何も利用者にクレジットカードを利用できなくするという行為をするという訳ではなく、利用停止にならない手助けもしてくれます。業者としても一回だけでよりも何度も利用してくれたほうが利益となりますので、利用者には安全にクレジットカードを現金化してもらいたいのです。

現金化業者の安全対策

クレジットカード現金化業者の多くはキャッシュバック方式を導入しており、海外の決済会社を通している為カード会社に発覚するケースを防いでいます。その為、利用停止を防いでくれますので、何度も現金化を利用できて、わざわざ煩わしいカード会社からの連絡が来ることもありません。

実際に解約になってしまうのはどんな方

このように世間が言うようにカード解約までなることはなさそうなので、そこまで敏感になる必要がないと思われますが、実際下記のような方は起きています。

ご自身で現金化されているか

よくクレジットカード現金化業者に依頼するよりも自分で現金化した方が手数料も掛からず、お得で賢い手段だと思って実施されている方もいますが、解約になられているケースもあります。
また、悪徳業者を利用すると利用者のことを考えていませんのであり得ます。

他にもありますが、カード会社は例え解約になっても理由は教えてくれなかったりしますので、利用停止自体が危険信号なのです。そこで利用停止にならない方法を次にお伝えします。

クレジットカード現金化で利用停止を防ぐ方法

利用停止を防止するにはクレジットカード現金化業者に依頼する方法が一番ですが、やはり手数料が高かったりしますので、ご自身でも安全に現金化する方法を説明したいと思います。

ショッピング枠を残して現金化する

まずは、クレジットカード現金化をする際にいきなり限度額いっぱいを利用するのではなく少し余裕を残すよう心がけましょう。

キャッシング枠も余力を残す

また、一般的にクレジットカード現金化はキャッシング枠がいっぱいになってから利用されますが、現金化する際はキャッシング枠も多少残すべきです。そのことによりカード会社から疑いをかけられる可能性も低くなります。

換金性の高い商品に注意

新幹線の回数券やAmazonギフト券等、換金性が高い商品を購入されると利用停止になる傾向があります。
新幹線の回数券はカード停止で有名な商品ですが、最近はAmazonギフト券もアマゾンとクレジットカード会社が提携しており、Eメールタイプの購入時は簡単な審査が入っているとも言われております。

支払い方法にも注意

クレジットカードで商品購入した場合、支払いが完了するまではカード会社の所有として扱われます。その為分割払い等を選ぶと、カード会社はこの時点で金銭的に余裕がないと思い、現金化を考えていると判断する傾向が強いです。分割払いにすると、カード会社側に利息分の利益が出て得をするように思われがちですが、それよりも損害が出る可能性を重視しています。

利用停止になりやすいカードに注意

JCBは日本のカード会社の為、特にクレジットカード現金化に対して厳しく監視しています。

他にも三井住友VISAカードや三菱UFJニコスカードなどの銀行系は厳しくなっておりますので、必ずプロの現金化業者に任せましょう。
またアコムのマスターカードや楽天カード等審査の甘いクレジットカードも停止になりやすいようです。

決まった日に現金化しない

クレジットカード現金化をする時は給料日前やカードの支払日前が多いと思いますが、いつも同じパターンだとカード会社に怪しまれますので注意しましょう。

カード会社に信用されるようにしよう

また、カード会社の信用を増やすことも重要です。

ネットショップを使用する

普段からアマゾンや楽天等のネットショップでクレジットカードで買い物をしておくと、現金化を行ってもバレる可能性が低くなります。
最近のネットショップは格安で便利なものとなっていますので、この機会に初めて見るのも良いでしょう。

滞納しない

カード会社は返済期日を重視しています。その為延滞履歴は数が増えるとカード会社からの信用を失います。延滞回数が3回になれば契約そのものを打ち切られる場合もあり、責任を持って支払方法を決める点が重要です。
また、支払日に入金がなければ一時的に利用停止となります。利用停止は入金があるまで続き、延滞が続けば強制退会となる可能性もあります。

再開するには

すみやかに支払うことです。引き落としに間に合わないと請求書が送付され、電話連絡があります。基本的にすぐに支払いすれば滞納とは判断されない為、引き落とし日に残高が足りなかった場合は、電話で支払予定日を報告すべきです。

カード会社へご相談ください

延滞する理由は、基本的に給料が支払われない場合が多いです。この不景気の世の中勤務先の状況等でいきなり状況が変わる場合もあります。経営側の立場でなければ会社の状況は意外と分からないものです。
カード会社はこのようなケースもあることを熟知している為、報告をすると対処方法を決めてくれます。電話で連絡すれば直前まで支払い方法を変更してもらえる為、そのまま放置しないようにしてください。

支払方法の変更について

カード会社によって期限がありますが、緊急の場合には事前に電話連絡をして請求書を発行してもらって提示された金額を支払うと対応できます。

借入の多い方はクレジットカード現金化専門店へ

ただし消費者金融やカード会社から借入の多い方はカード会社から目を付けられている可能性が高いため、個人で現金化する方法は危険です。やはり専門店へ相談して、安全な対策を取って現金化してください。

カード停止に関するよくある質問