ダイナースカードと言えばお金持ちの証ですので、現金化を考える方は少ないかもしれません。
しかし、事業に失敗した等の理由でダイナースカードを現金化したいと思う時が来るかもしれませんし、まさに今検討されてこのサイトに訪れたかもいらっしゃることでしょう。そこでダイナースカードが現金化はできるのか説明したいと思います。また、注意点も記載しておりますのでご参考ください。

ダイナースカードとは何か

まずはダイナースカードについて説明します。以前のコラムで『ダイナースクラブプレミアムカードはステータスの高いカード』だと説明させていただきましたが、お読みではない方の為にオーソドックスなダイナースクラブカードについて詳しく説明したいと思います。

そもそもダイナースカードは、ダイナースクラブが運営するクレジットカードです。
ダイナースクラブは世界で初めてアメリカでできたクレジットカードです。そしてイギリスのシティグループに買収され、現在はアメリカのディスカバーカードの傘下となっています。日本で事業を行うのは三井住友グループの三井住友トラストクラブです。
しかし、日本でのシェアは少なくなっています。種類は通常のダイナースクラブカードと最上級のプレミアムカード、他に法人カードやANAやJALと提携したカードがありますが、種類は少なくなっています。

ダイナースクラブカード情報

審査について

そもそもダイナースカードは審査が厳しいブランドですので所持している方自体が少ないのです。審査のレベルとしては、一般のダイナースクラブカード自体がJCBゴールドカード等よりも高いほどです。

入会基準

公式では年齢27歳以上の安定した収入のある方となっています。収入の面での審査基準を公表はしていないので何とも言えませんが、４００万から５００万以上だと言われております。

職業も重視

お申し込みフォームに職業選択の欄があるのですが、パートやアルバイトの選択項目はありません。一応派遣、契約社員の欄はありますが、職業を重視するため正社員以上が最低条件だとも言えます。

また有利な職業が医師や会社役員、大手企業の社員だと言われていますので年収もかなり関係があります。その為、契約社員でも年収さえ高ければ通る可能性はあるでしょう。

利用限度額について

また利用限度額ですが、ご利用可能枠は一律の制限はありません。実際には高い限度額が設定されているものの、上限額が常にカード保有者の利用状況によって変動している為、限度額がないような感覚になってしまう点を念頭に置いていただきたいと思います。

付帯サービスについて

365日24時間体制のサポートセンターが用意されていますので、いつでも使い方や疑問に思った点を電話して相談できる安心感があります。
付帯保険についても、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険に加入ができます。飛行機事故でカード保有者が亡くなった場合、遺族に最高一億円の保険金が支払われることになっています。

損害保険に加入するには

これに加入する為にはただ単にカードを持っていれば適用というわけではなく、旅費をダイナースクラブカードで決済する必要があります。航空券代やパッケージツアー代をダイナースクラブカードで支払うようにすればそれで加入できるという仕組みです。

ダイナースクラブカードを持つメリット

ダイナースクラブカードを保有していると、得するメリットをご紹介したいと思います。

空港ラウンジが無料

まず着目したいのが、日本国内にある主要空港、また海外主要空港内にある空港ラウンジを無料で利用できる点です。
適用されるのはカードをお持ち方だけでなく、家族カードを保有している配偶者や親などの家族も含まれます。お持ちでない方は有料です。飛行機に乗る前にゆったりできるスペースを確保できるのは嬉しいサービスと言えます。
その為海外にお仕事や旅行によく行かれる方にもお勧めです。

エグゼクティブダイニングの優待サービス

また、お得に食事ができるエグゼクティブダイニングの優待サービスもあります。2名以上で特定のコース料理を利用すると1名無料になります。こちらは同伴者は会員でなくても大丈夫ですので、夫婦や恋人と食事に行く時に利用すれば大変お得です。

注意点

まず対象のレストランに限られますので、公式サイトからご確認ください。対象店は日本全国、海外にもありますが、東京、大阪などの都市部が中心ですので使用機会は少なくなるかもしれません。
また利用される際は事前にダイナースクラブから電話やアプリで予約する必要があります。

コナミスポーツを法人会員料金で利用できる

一般会員より安い月額会費で利用できます。
すでにコナミスポーツクラブに通っている方も、定期的に通えないけどその都度利用したい方にも適用されます。後者の場合は、法人会員料金から月５回まで500円引きになるサービスが受けられます。

アマチュアゴルファーにもおすすめ

他にもゴルフ好きの方にはなかなか予約が取れない名門コースでプレできるなど、スポーツ好きでお金にゆとりのある方には是非お勧めできるクレジットカードです。

デメリットもあります

これまでダイナースクラブカードを使う上でのメリットをご紹介してきましたが、やはりデメリットも存在します。

年会費が高額

自分に合った優遇サービスを受けることができる方や、飛行機に乗る機会が多い方にとっては良いと思いますが、支払い目的でカードを持つ方には年会費が高い分デメリットの方が多いかもしれません。

使えるお店が少ない

VISAカードやマスターカードはどこでも心配なく出せますが、ダイナースクラブカードの場合は店を選ぶ必要が出てくるので、不便さを感じる場合が出てくると思います。

追記

2019年7月23日からマスターカードを年会無料で使用できるコンパニオンカードのサービスが開始されました。世界シェアNo.2のマスターカードですので不便さはなくなると思います。支払先は同じですので何の不便もありません。ただし、ビジネスカードなど一部の種類は付帯できません。

現金化することは規約違反

そこで現金化できるか否かなのですが、ダイナースクラブはアメリカ合衆国のカードですので、現金化は規約違反ではないと思われるかもしれませんが、日本では三井住友トラストクラブが事業を行っておりますので他のカード会社同様に禁止しています。

しかし違法行為ではありませんので、現金化することは可能です。ばれなければ何の問題もありません。

実際にばれないのか

三井住友系はカード現金化がばれやすいとも言われておりますが、ダイナースカードは格式の高い方が所持するカードですので、そう簡単に怪しまれるケースはないと言えます。
しかも、ショッピング枠に制限もありませんので、資金調達にはぴったりだとも言えます。

ダイナースカードも現金化できる業者

しかしダイナースカードを現金化できる業者は少ない為、ご自身で商品転売するか、数少ない業者へ依頼するしかありません。そこで、大事な点は現金化業者選びです。

ダイナースカードは振り込みが遅い

クレジットカード現金化業者ではダイナースカードと提携していない為、結局はご自身で転売するような買取方式を使用しています。公式サイトでダイナースカード対応と明記していても結局は転売する方法ですので、時間がかかるデメリットがあります。ご自身で行うよりも換金率や、アドバイスしてくれるメリットはありますので、利用しても損はありませんが、お急ぎの方は対応する業者がおすすめです。

まずはダイナースに対応した業者を紹介

こちらの3社は業界では老舗で、大手の部類です。その為ダイナースカードにも即日対応できます。

あんしんクレジット

ひまわりギフト

ゼロスタイル

和光クレジットの特典

対応する業者は増えています

大手に頼ってみるか、和光クレジットのようなダイナースカードに強い業者を信頼するかはあなた次第です。

しかし、ダイナースの現金化に対応する最近増えてきているのは間違いありません。ほとんどが転売方式ですが、手続きを早く行う優良店もありますので、当日振り込みも可能になっています。頼もしい限りです。いろいろ比較して選びたい方は現金化口コミ広場をご活用ください。

いかがでしたか。クレジットカード現金化はすでに一般的になりましたが、ダイナースカードの現金化となるとリスクが強いのでなかなか踏み切れないですよね。今回紹介した業者を利用して、読者の皆様がより安心して現金を手に入れられることを祈っています。

ダイナースカードの現金化に関するよくある質問